【東京 南青山 | Life Creation Space OVE】シマノが提案する 自転車のある「生活」
自転車の愉しみを知る空間 OVE 南青山の閑静な裏通り、ここにはシマノが運営する自転車カフェOVEがあります。ふだんあまり自転車に乗らない人にも自転車の愉しみ方を知ってもらう機会を提供することをコンセプトにしたカフェです。2006年にオープン、今年でオープンから16年になります。店名のOVEはOpportunity(機会),Value(価値)、Ease (気楽さ)の頭文字をとって名付けられたそう。 もちろんすでに自転車を楽しんでいるローディもウェルカムです。入口入ってすぐのエントランスにサイクルラックが設置されてるため、店内に愛車を停めることができます。 自転車の「楽しみ」を見つけてもらうしかけ 店内にはレトロな自転車が。こちらの自転車は1870年代に開発されたオーディナリー型の自転車。前輪が乗る人がギリギリ漕ぐことができる限界まで大きく設計されています。このころの自転車は前輪駆動なんですね。ひと漕ぎで進む距離を稼ぐために前輪がこんなに大きいのか…。 そして(やっぱりオーディナリー型って危ないし乗りにくくない?)となって開発されたのがこちらのセーフティ型の自転車。オーディナリー型と比べて安全そうな形になりました。セーフティ型の自転車は前後の車輪が同じ大きさになり、さらにチェーンやギアが発明されて後輪駆動に進化しました。ちなみにブレーキは前にしかついていません。ライトの光源はろうそくです。 カフェスペースの一角にはこんなかわいらしい自転車も。ミキストフレームでスカートや身長が低い人でも乗りやすく、プロムナードハンドルで、前輪はHDホイールを採用しオートライト化され、ブレーキは雨天時でも制動力が落ちにくいディスクブレーキ、ギアはトラブルの少ない内装11段ギア、前後ホイールは(たぶん)頑丈なステンレスホイール、さらに食パンも運べる荷台付き…と理想的な通勤車です。この自転車は自転車ツーキニストの疋田さんとOVEのスタッフの方がプロデュースした自転車なんだとか。こんな自転車ほしいなあ。 エントランスにはZWIFTコーナーが。こちらは自転車のサドルの高さを変えると漕ぎごこちはどのように変わるのかを体験できるエリアとなっています。 また、こちらのエリアには自転車コンシェルジュのかたが常駐していて、サイクリングコースの相談にものってくれます。店内には自転車雑誌や書籍、全国...