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【国内旅行実務】JRサンライズ出雲の運賃・料金計算 | 例題

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 せっかくなので運賃・料金計算もやってみようと思います。 払い戻し手数料の計算は こちら からどうぞ。 旅程の確認 予定していた旅程はこんな感じです。 4/19 仕事終わりに東京駅に直行。 サンライズ出雲のノビノビ座席に乗車 4/20 出雲駅着 出雲大社参拝。出雲そばを食べる。 安来(やすぎ)の足立美術館へ。横山大観の日本画と庭園を鑑賞。 4/20 夜行バスにて日本橋まで 4/21 日本橋到着 今回は4/19に乗車する(はずだった)東京-出雲市間の片道分の運賃と料金を求めます。 運賃計算 サンライズ出雲はJR東日本、JR東海、JR西日本、の3社が管轄するエリアをまたいで運行されています。この3社のことをまとめて本州3社と呼ぶことがあります。 使用している路線は以下の通り、全て幹線です。 JR東日本:東海道本線(幹線) JR東海:東海道本線(幹線) JR西日本:東海道本線(幹線)・山陽本線(幹線)・伯備線(幹線)・山陰本線(幹線) よって、運賃表は本州3社の幹線用運賃表を用います。適用キロは営業キロです。 東京-出雲市間の距離は953.6kmのため、運賃表の営業キロ921-960kmの金額、12,210円となります。 料金計算 つづいて、東京-出雲市間の指定席特急券の料金を求めます。サンライズ出雲は在来線のみを走行するため、営業キロを用いて計算します。また、料金表はA特急料金が適応されます。 料金表の953.6kmに該当する営業キロは601km以上、金額は3,830円となります。 普通車指定席特急料金は乗車日によって料金が変動します。通常期を基準として、閑散期は料金‐200円、繁忙期は料金+200円となります。乗車日の4/19は通常期にあたるため、東京-出雲市間の指定席特急券の料金は3,830円となります。

【国内旅行実務】JRサンライズ出雲の払い戻し | 例題

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 4/20に出雲に行くと言ったな、あれは嘘だ 諸般の事情により、4/20の出雲旅行はキャンセルしました。 予定していた旅程は以下の通り 4/19 仕事終わりに東京駅に直行。 サンライズ出雲のノビノビ座席に乗車 4/20 出雲駅着 出雲大社参拝。出雲そばを食べる。 安来(やすぎ)の足立美術館へ。横山大観の日本画と庭園を鑑賞。 4/20 夜行バスにて日本橋まで 4/21 日本橋到着 …さようなら、私の出雲そば。 旅行業務取扱管理者の鬼門 払い戻し というわけで、サンライズ出雲と高速バスの料金が払い戻しとなりました。せっかく(?)払い戻しになったので、JRの払い戻し金額の導出過程を詳しく記述していこうと思います。間違ってたらごめんね。 JRの払い戻し手数料 サンライズ出雲とは サンライズ瀬戸・サンライズ出雲は、東京から四国・山陰方面を結ぶ寝台特急です。また、国内唯一の定期運行されている寝台列車でもあります。運行区間は以下の通りです。 サンライズ瀬戸:東京-高松 サンライズ出雲:東京-出雲市 東京から高松・出雲市へ向かう場合、岡山で列車が分割され、サンライズ瀬戸とサンライズ出雲に分かれます。 寝台料金なし、普通乗車券+指定席特急券のみの金額で利用できる「ノビノビ座席」という設備があります。今回行くはずだった旅行では、こちらのノビノビ座席を予約しました。 サンライズ出雲の運賃 今回はサンライズ出雲に乗って東京から出雲市まで向かうため、運賃と料金は以下の通りです。(運賃と料金の導出過程は こちら からどうぞ。) 乗車券:12,210円 指定席特急券:3,830円 JRの払い戻しのルール 4/19乗車予定のサンライズ出雲(ノビノビ座席)を4/17に払い戻しました。 払い戻しの(ざっくりとした)ルールは以下の表の通りです。 今回の払い戻しは旅行開始前に行われたため、表の赤字の料金となります。詳しく見ていきましょう。 【普通乗車券】 使用開始前かつ有効期限内のため、手数料220円-①で払い戻し可能です。 【指定席特急券】 列車出発日が4/19、払戻日が4/17のため、列車出発の2日前に該当します。 よって手数料は340円-② 払い戻し手数料の合計①+②=560円となります。 ややこしいJR系の勉強方法 ふつーにテキストを読む(よく分からないけれどとりあえず読んでおく) テキストの練習

【独学者向け】国内旅行業務取扱管理者に合格しました!!

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 受験動機 昨年のはなしですが、令和3年度の国内旅行業務取扱管理者に合格しました。 賞状もらえました。やったー 受験した動機は ①将来的に本業に活かせるかなぁと思ったから ②単純に旅行業に興味があったから ③会社から合格の報奨金がもらえるから (ぶっちゃけこれが目当て) 試験申し込み期間&試験日 国内旅行業務取扱管理者試験の出願期間は例年7月上旬、試験日は9月上旬です。 受験資格は特になく、誰でも受けられます。 試験科目 試験科目は 1.法令 2.約款 3.国内旅行実務  (1)国内交通利用  (2)観光資源 です。 実際に受けてみて 試験の難易度は鉄道ファン、旅行好き、地理好きであればさほど難しくはないのかなと思います。 日本地理の出題傾向がやはり観光地に偏るため、北海道、京都、沖縄に住んだことがある人にはかなり有利な試験では…?と若干思った。 私の場合は高校で地理選択だったこと、大学のサークルでそれなりに各都道府県に行ったことがあること、北海道に住んでいたことがあることなどがかさなり、運良く合格できました。 勉強方法 試験勉強は1.法令、2.約款、3-(1)国内交通利用に関してはテキストをとりあえず一通り読む→過去問集をとりあえず解く→間違えた箇所の解説&テキストの該当箇所を熟読→過去問集2週目(間違えた問題にチェックをつける)→過去問集3週目(間違えた問題にチェックをつけ、2回以上間違えたところ=ウィークポイントをあぶり出す)でなんとかなりました。 3-(1)国内交通利用、3-(2)観光資源に関しては地図帳も併用しました。特に観光資源にはモデルコースの問題が出題されるため、ざっくりとした観光地の位置を把握する必要があります。 地図帳は、過去問集で日本地理の問題を解く→問題の正誤を問わず、過去問集とテキストに載っている観光地の情報を地図帳の該当箇所に書き込むといった具合で利用しました。日本地理に関してはテキストを読むよりも直接過去問を解いて行った方が吉です。 観光地が広範に及ぶ場合は地図帳に油性ペンで地名やメモを書き込みます。祭りや郷土料理は別途付箋にまとめて都道府県ごとに貼り付けました。 地図帳の後半部には県庁所在地の詳細な地図があるのでこちらも利用。観光地が密集している市街地で利用するとすっきりまとまります。 使用した地図帳はこちら https://